快眠入浴ルール

入浴

 本日のテーマは「快眠入浴ルール」についてのお話です。

 皆さんは、質の良い睡眠がとれているでしょうか?

 睡眠にもテクニックが存在して、何も考えずに寝ている人とテクニック実践者では雲泥の差を生み出します。そして睡眠の能力は、入浴というツールを上手く活用することによって今以上に飛躍させることが可能となるのです。睡眠というジャンルは、自己成長や他者貢献に向かうためには極めなければいけない必須分野です。しっかりと学んでいきましょう。

 ここからは珠玉の決まり事となる「快眠入浴ルール」を3つご紹介していきます。

38~40度の温度

 快眠入浴ルール1つ目は「38~40度の温度」に浸かることです。

 この温度での入浴は、深部体温の上昇を手伝ってくれます。そしてこの体温の上昇が「快眠のキー」となり得るのです。

 しかし、お風呂好きの人の中には「熱いお風呂が大好きだ」という方もきっといるでしょう。趣味としての入浴目的であれば、そこは価値観の問題なので自由です。ただ熱いお風呂という選択では、快眠を得るという目的を達成することは出来ません。41度以上の入浴になると交感神経が優位になり、休ませるスイッチではなく活動のスイッチをいれる為の入浴になってしまうのです。睡眠のためには、少しぬるいかなと感じる程度がちょうど良いのですね。

10~15分の入浴時間

 快眠入浴ルール2つ目は「10~15分の入浴時間」です。

 この入浴時間を守ることにより、先程記載した深部体温の上昇が可能となります。

 しかし、この入浴時間を超えて湯船に浸かり続けてしまえば、交感神経が優位になる可能性が生じます。そして入浴熱中症の原因になることだってあり得るのです。そうなれば睡眠への前座が台無しになり、心臓への負担などから健康を害することだってあるでしょう。何事も、快楽の満たし過ぎは苦痛の入り口です。この客観的事実を胸に留め、丁度よい快楽で区切りをつけること。これが長期的に賢く生きる方法でしょう。

1時間半~2時間後の就寝

 快眠入浴ルール3つ目は「1時間半~2時間後の就寝」です。

 入浴後に時間をカウントして、この30分間に焦点を合わせてベッドに入りましょう。理由としては、良質な睡眠をとるには「深部体温」と「皮膚体温」の温度差が最も縮まったときに入眠することが重要なポイントだから。

 上記2つのルールを守った方は、正しく深部体温が上昇したことでしょう。そこから深部体温は1時間半かけて元の温度へと戻り、30分かけて通常の深部体温よりも下がっていきます。皮膚体温のほうが深部体温よりも低いですので、この残り30分間で両者の体温差はグッと縮まっていく。そして2時間超えでまた離れていく。つまり温度差が縮まっている、この30分間に入眠することが最高の睡眠には必須項目なのです。

最後に

 この3つのルールを守れば、あなたの睡眠の質は急激に向上することでしょう。

 すると不思議な魔法にかかったように、次の日の体の動きが爽快になります。1度もこのルールを実践したことがない人は、もしかすると新たな高揚体験を感じることが出来るかもしれません。最初から上手く行えるかは分かりませんが、トライ・アンド・エラーでこの境地を目指してみてください。

 本日はご精読ありがとうございました。

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