読者と向き合う未来「楽しい記事づくり」

仕事

 本日のテーマは「読者と向き合う未来・楽しい記事づくり」についてのお話です。

 前記事に引き続き、「ブログビジネスで向き合う対象」のお話をさせて頂きます。この姿勢は「副業力」や「ブログ飯」などの著者・染谷昌利さんから学んだものです。その他のビジネスでも必要な姿勢だと思い、言葉を変えながら述べさせて頂いています。

 ポイントとしては、クローラーとばかり向き合って「SEO対策」ばかりになるのでなく、読者としっかりと向き合い「楽しい記事づくり」をしようという点が大切です。取り組んでいるものは「作業」かもしれませんが、何のために取り組んでいるかと考えれば「読者」のためです。優れたテクニックや良い結果の下には、良いマインドがあることを心に留めておきましょう。

 では、読者と向き合う未来に起こる3つの事象を紹介していきます。

読者の幸せ

 読者と向き合う未来1つ目の事象は「読者の幸せ」です。

 SEO対策に時間や労力を取られがちになると、記事の内容を楽しくすることへの意識が薄れてしまいます。しかし原点に立って考えてみましょう。ブログは楽しいから読むものですし、その気持ちを届けたいから執筆するもの。Googleのアルゴリズムに合わせた文章をつくることも、検索エンジン上位表示も目的ではない。単なる通過点なのです。

 楽しませ感を持って執筆したブログは、文章の節々にその感情が表れます。そして読者にもプラスの感情が伝わり、楽しみという温かさの伝染が起こるのです。このようにして読者の幸せが生まれていくわけですね。

 楽しみを与える要素として「面白味」と「実用性」があります。面白味は、ストーリーやユーモアを使って幸せな気分にすること。実用性は、実際の用途で使える知識やツールや具体的テクニックを紹介していくことです。ではどちらの要素を先に鍛錬できれば良いのでしょうか?

 私が思う回答としては「実用性」を磨くことをオススメします。なぜなら読者の方を瞬間的に幸せにするのではなく、長期的に幸せを持続して欲しいから。もちろん絶対的な正解があるわけではありませんので、自問自答して自分の行動を考えていきましょう。

継続楽しい

 読者と向き合う未来2つ目の事象は「継続が楽しい」ことです。

 初めは他者貢献というマインドがなかったとしても、読者に楽しい記事を届けるという行動を繰り返していると、次第に他者貢献のマインドが育ちます。理由としては一貫性欲求の力によるもので、行動と価値観は密接にこの力で繋がっているからです。人間には「自分が一貫している思われたい」・「自分自身でもそう信じたい」という気持ちを持ち、行動さえすれば自動的に価値観を型作ってくれるのですね。

 そして自分のマインドが他者貢献の色に染っていくと、快楽物質の種類が「ドーパミン」だけでなく「βエンドルフィン」も追加で分泌されるようになる。この快楽は、自分のために頑張ったときの20倍の快楽です。この高次の快楽が源泉にあれば、継続はとても楽しくなりますよね。そして自分が感じる楽しさが、文章の節々に表れてみんなでドンドン幸せになっていく。こんなに素晴らしいことはありません。

自然にSEO対策

 読者と向き合う未来3つ目の事象は「自然にSEO対策」となることです。

 記事への楽しませ感に意識があると、記事本数は苦なく増えていきます。本数が増えていけば、その中の記事のどれかが検索エンジンの上位表示を果たす可能性が出てくる。つまりバズるための芽を生み出します。これが自然にSEO対策となり、新規読者との出会いが増えていく。そして読者が楽しめる内容であれば、SNSや他ブログなどの「ソーシャルメディア」でリンク・シェア数が増えるかもしれません。そうなれば「ホワイトハットSEO対策」も自然と行えてしまうわけですね。

 このように「楽しい記事」と「SEO対策」の2つを手にすることは可能です。ここで重要なポイントは「順番が大事」であるということ。2つのものに手にするには、正しい行動の順番を踏んでいく必要があります。

 例えば「起業する」ことと「妻子をもつ」ことの2つを叶えたいとします。自分がまだお金を生み出す能力がないのに妻子を持ってしまえば、他人のビジネスへのお手伝いしか選択肢がありません。もちろん妻の理解が寛容という例外もありますが、大多数の選択肢は1つでしょう。しかし起業を先に目指し、自分の力を手にしたあとに妻子を持てばどうでしょう?

 このように楽しい記事もSEO対策も、順番さえ間違えなければ2つのことが手に入るのです。

最後に

 「読者と向き合う未来・楽しい記事づくり」のお話、いかがでしたか?

 ビジネスは綺麗事だけでは成り立たないことも事実ですが、やはり自分も相手も幸せになる「Win-Winの関係」を目指して欲しいと思っています。「Win-Loseの関係」しか結べないのであれば、他人に犠牲を強いて、その上に自分の幸せを享受することしか出来なくなる。私はこの価値観に対して個人の主観ではあまり好きではないので、多くの方がWin-Winの関係に向かってくれれば良いなと感じます。

 ブログでWin-Winを目指すには「楽しい記事への注力」が最初のアクション・プランです。一緒にみんなで楽しめる世界をつくりましょう。

 本日はご精読ありがとうございました。

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