本日のテーマは「ドーパミン2度咲き現象」というお話です。
自分にとって楽しいことがあったり、目標にしてたものが達成したときなどに、ドーパミン分泌という花が咲きます。だからこそ私たちは嗜好品を求めたり、目標に向けて頑張ることができるのでしょう。
しかし、ドーパミンは「快楽・目標達成の瞬間」に1度分泌するだけではありません。ドーパミンという花は2度咲くのです。ちなみに快楽・目標達成瞬間のドーパミンは2度目の開花なので、1度目は違った形で開花します。では1度目のドーパミン開花とは、どのようにして起こるのでしょうか?
その答えは「イメージ」です。快楽や目標達成を果たす前に、まずゴールをイメージしてアクションに向かうことは多いでしょう。ドーパミンはイメージでも分泌するので、まだ行動や結果に対面していなくても花は咲くのです。「イメージ」で1度目の開花、「行動・達成」で2度めの開花を果たして2度幸せになれる。例えば、イタリアンの外食で見てみます。まだレストランに足を運んでいない時でも、イメージの中でイタリアンを思い浮かべる。そして1度目の開花が訪れる。
メリットばかりに見える「ドーパミン2度咲き現象」ですが、商売の手法や自己成長の足枷にも含まれています。この現象を客観視して、人からの搾取や自己成長ストップを作らないように心掛けましょう。では2枠でそれらの要素を見ていきましょう。
ニアミス演出
ドーパミン2度咲き現象1枠目は「ニアミス演出」です。
ニアミス演出とは、わざと目標に接近させて、惜しくも失敗させる演出のこと。
パチンコ・パチスロなどのギャンブルでは、ニアミス演出の仕組みが満遍なく施されています。スリーセブンまで2つのセブンが揃って、あと一歩で当たりを出せる。しかし、外れてしまった。これはドーパミンを2度開花させるための、仕組まれた演出だったのです。
仕組みを紐解くと、2つのセブンが揃ったときに「当たりそうだ」と脳内にイメージが膨らみます。結果、1度目のドーパミン開花を起こす。そして稀に訪れる「当たり」というご褒美ですが、この場合2度目のドーパミン開花を起こします。そしてその記憶が、常にツーセブンの状態でお客さんを幸福へと誘ってくれる。あとはニアミス演出さえ毎回起こせば、商売としてお客さんに喜びを与えるには充分となるのです。
とは言っても、私はギャンブルを否定している訳ではありません。あくまでギャンブルは趣味の一貫なので、個人が評価できるものではありませんよね。ただ少しでも「自己投資の時間やお金」を捻出したいという価値観をお持ちの方は、「やらないことリスト」の1項目としてギャンブルを含めましょう。生活という袋の中から、関連性がないタスクは極力排除していかねば目的は達成できません。そのためには「ニアミス演出」の喜びを客観視していきましょう。
ポジティブ思考の罠
ドーパミン2度咲き現象2枠目は「ポジティブ思考の罠」です。
ポジティブ思考の罠とは、目標をイメージしすぎたせいで、事柄に満足して辞めてしまうことです。
目標立案というイメージで、ドーパミン開花を起こしてモチベーションを引き上げます。これだけ聞けば一石二鳥のように見える現象ですが、定義の名の通り「罠」が存在するのです。その罠こそ、立案の喜びで「アクションを辞めてしまう」こと。立案時にはモチベーションも高く、本人自身も「自分は絶対にやるのだ」と心に誓ったのも事実でしょう。しかし日にちが変わればモチベーションは低下して、継続できずに放棄してしまう。
また「本や動画のインプット」でも同じです。問題の解決方法などを知り、イメージによる1度目のドーパミン開花を起こします。きっと知的好奇心も満たされ、自分は変われるという想像で快楽いっぱいのはず。しかし先程と同じく、日にちが変わればモチベーションは消失して、実際のアクションは0のこともしばしば。
いくら問題解決の書籍を精読しても、行動力なければ現実は何も変わりません。ドーパミン開花を「手軽に行う」という目的を持つなら別ですが、それならエンタメでも良いはずです。これが読書だけで行動が伴わない真因であり、何も出来ない知識コレクターになってしまうのです。ここから抜け出すために「ポジティブ思考の罠」という事象も客観視していきましょう。
最後に
本日は「ドーパミン2度咲き現象」のお話、いかがでしたか?
イメージでのドーパミン開花は手軽に幸せを感じられるので、私たちが楽しく生きるのには必要不可欠な要素です。しかし、その本能を逆手にとっているビジネスに全てを捧げたり、知識コレクターで終わってしまうのは、少し勿体ないなと個人的には感じてしまいます。自己実現・他者貢献を目指したいという信念をお持ちの方は、これらの事象を客観視して、是非乗り越えて欲しいなと思っています。
本日はご精読ありがとうございました。


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