本日のテーマは「瞬間的モチベーションUPテクニック」のお話です。
自己実現するためには、地道なアウトプットが必要不可欠です。しかし継続というアクションを経験した人なら、誰しもが「モチベーションが上がらない」という悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。もちろん日常を仕組み化することで、心身にアウトプットの当たり前を覚えさせることが、1番の解決方法なのは変わりありません。ただ仕組みが未完成な人にとっては、瞬間的なモチベーションUPのテクニックも手持ちに欲しいところ。
本記事では、一過性の方法ではあるのですが「瞬間的モチベーションUPテクニック」を3つご紹介していこうと思います。アジェンダとしては「制限時間法」・「プチ快感法」・「貢献意識法」の流れです。
制限時間法
瞬間的モチベーションUPテクニック1つ目は「制限時間法」です。
制限時間法とは、作業時間に対する制限時間を前もって決めておくこと。人間は無数の作業時間があるときよりも、限られた作業時間の縛りがあるときの方が作業効率が上がります。理由としては、適度なノルアドレナリン分泌の影響です。時間というプレッシャーにより、爆発的な力を創出する。人間とは「追い込まれると高いパフォーマンスが出せる」ように設計された動物なのです。
ただ注意点としては「短時間のみ」ということ。制限時間の長さや頻度を設けすぎて、窮屈すぎる縛りをすれば本末転倒となってしまいます。逆に「無気力」・「イライラ」・「うつ」へと変換されてしまうのです。1日のToDoの中で、最低限行わないといけないタスクに対して制限をかける。あとはその日の状況・体調に合わせて、余白を持たせて作業に取り掛かることも大事なのかもしれません。
プチ快感法
瞬間的モチベーションUPテクニック2つ目は「プチ快感法」です。
プチ快感法とは、作業前に小さな快感をルーティーンとして取り入れること。小さな快感なので、自分が好きだと思えることを10分満たします。漫画・音楽・食べ物など自由であり、それらに触れることにより「脳の報酬系」が活性化してモチベーションを引き上げてくれます。そしてモチベーションが消滅しないうちに、行うべきタスクへと移っていくという流れです。
ただ注意点として「満たしすぎ」には気をつけましょう。10分以上のエンタメは、それ自体に労力を使ってタスクへの労力を削減してしまいます。大量の甘いお菓子も、血糖値スパイクによる後の低血糖で無気力状態が現れるかもしれません。是非、決められた制限範囲の快楽というルールを設けましょう。
貢献意識法
瞬間的モチベーションUPテクニック3つ目は「貢献意識法」です。
貢献意識法とは、作業内容と他者貢献を関連付けする想像を行うこと。人間は自分のために頑張ったときに、快楽物質ドーパミンを分泌します。しかし他人のために頑張ったときには、エンドルフィンという神経伝達物質を分泌するのです。
エンドルフィンは、モルヒネ6倍の鎮痛効果とドーパミン20倍の快楽を兼ね備えたユーティリティー物質です。20倍の快楽と、苦しみに耐える力が6倍あるのですから、どちらが高いモチベーションを保てるかは一目瞭然でしょう。
ヘルパーズハイという事象もあり、ボランティア活動をしている人はしていない人と比較して「モチベーション」・「平均寿命」・「主観的幸福感」が高いと言われています。これもエンドルフィンの効力を客観視すれば、火を触ったら熱いくらいの必然ですね。
実際に貢献をまだしていなくても、イメージの貢献だけで喜びを得られるのが私たち人間です。想像力という偉大な力をフル活用して、モチベーションのスイッチをハイパワーなものに切り替えましょう。きっと目先の作業の質・スピードともに向上するはずだから。
最後に
本日は「瞬間的モチベーションUPテクニック」のお話、いかがでしたか?
どのテクニックも使いすぎれば、慣れてしまい効力を失いがちです。これら3つのテクニックを回して活用していき、慣れさせない仕組みも重要かもしれません。もちろん一過性のモチベーションUPのカンフル剤であることは忘れずに、普段の作業への仕組み化は注力していかねばなりません。
本日はご精読ありがとうございました。
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