本日のテーマは「3つの階段・2段目主観的幸福感」についてです。
1段目の好奇心を昇るだけで、きっとあなたの毎日は充実したものになっているのではないでしょうか?自分の進みたい方向に向かって生きるのは、何事にも変えられない喜びがあります。
しかし、まだ階段の1段目を踏み出したに過ぎません。ここから今以上に、充実した毎日へと変革していきましょう。
では、2段目「主観的幸福感」の本題に話を移します。
主観的幸福感
主観的幸福感とは、自分の主観で幸福だと感じられる気持ちのことです。
①相対的幸福
ここでの幸福は「相対的幸福」ではありません。
相対的幸福は、他の物事と比較して得られる幸せのこと。「地位・名誉」・「良い車や家」・「裕福な生活」など、多くの人が幸せと感じるだろうと私が憶測したシチュエーションを列挙してみました。これらは全て相対的幸福感となります。自分よりも好ましくない環境の人がいて、それと相対的に比較して自分の幸福を推し量っているのです。
②自由・思いやり
主観的幸福感のメリットは「自由と思いやり」を手にすることができます。
主観的幸福感と相対的幸福感のどちらを求めるかは自由であり、答えはありません。人それぞれ選択が異なるものです。しかし私はどちらも経験した記憶から、主観的幸福感のほうが良いのではないかという1意見を持っています。
なぜなら自由に生きれる。他人への思いやりを持って生きられる。縦の尺度で相手と競っていては、勝つ方法だけを選択するようになる。競争相手に対しても、相手の成長を手助けしようとは思わないでしょう。
ではここから、主観的幸福感を得るためのポイントを3つ紹介していこうと思います。
他人との比較を捨てる
主観的幸福感1つ目のポイントは「他人との比較を捨てる」こと。
①キリがない
他人との比較にはキリがありません。どこまで上にのぼったとしても、この地球上でその分野に関して1番になるのは至難の業でしょう。また1番になれたとして、その地位を守るためには相当な日々の努力も必要となります。今あるものが失われてしまう「恐怖や不安」とも、常に戦っていかねばなりません。
②嫉妬・見下す
そして、嫉妬と見下す心を創出します。
上の人には嫉妬を抱き、下の人は見下していく。こんな感情を生活の中に滞在させるのは、その人の人生はトータルで幸せなのでしょうか?
これが、私が主観的幸福感の方角へ進むことをオススメする1番の理由かもしれません。
結果よりプロセス
主観的幸福感2つ目のポイントは「結果よりプロセス」を意識すること。
①価値あるプロセス
多くの人は結果に価値を求めがちですが、プロセスに価値を持ちましょう。
「価値ある結果」があるところに、必ず「価値あるプロセス」が存在します。そして「価値あるプロセス」は、必ずしも「価値ある結果」を生むわけではない。ここには運の要素も大きく影響してしまうからです。
②成長の気づき
プロセスに注目すれば「成長の気づき」はいつでも得られます。
結果が出なかったとしても、損する気分になりにくいのです。なぜなら自分の能力が前進していることに気づけるから。または失敗が貴重な経験になることにも気付けるから。
仮に、プロセスではなく結果に注目して結果を得たとしましょう。結果を得た瞬間は多幸感に包まれるでしょう。しかしそれは一過性のもので、そこから逓減していくしかありません。また、そこまでのプロセスも苦しいものでしかありませんよね?
③結果への執着
多くの人の慢性的な苦しみを生み出すものは「結果への執着」です。
プロセス自体に幸せを見出すことが出来れば、きっと結果に執着することは少なくなるでしょう。結果への執着が解ければ、他人との比較も確実に和らいでくるはず。そして継続できるので、知らぬ間に凄いところへ到達しているものです。
そして毎日どんな状況でも幸せを感じられる。なぜかといえば生きていて、前に進む活動が毎日行えるのだから。
今を気づく
主観的幸福感3つ目のポイントは「今を気づく」こと。
①情報化社会
現代人は情報量も作業量も、非常に多い「情報化社会」で生活をしています。
その多さは、過去の歴史を見ても類を見ない状況です。これらが原因で脳は休ませることが出来ません。そしてキャパが少なくなった脳は、目の前のことに気づくことが難しくなっていく。つまり意識が「過去や未来」に散乱しやすくなるのです。
②小さな幸せ
今に気づくことができれば、実は「小さな幸せ」が無数にあったことにも気づくでしょう。
食べられる幸せ、植物を見て安らかな気持ちになる幸せなど。こんな当たり前だと思っていることは、すごく幸せなことです。そして永久に続く当たり前ではないのです。この小さな幸せを感じ取れるか否かによって、幸福感に大きな影響を与えることは疑いようのない事実です。そして今に気づける能力がある人は、主観的幸福感の価値観を強大なものに変容していくことが可能となります。
まずは今に意識をフォーカスして、小さな幸せを探してみてはいかがですか?
最後に
本記事では、3つの階段の2段目「主観的幸福感」についてのお話でした。
いかがだったでしょうか?
幸福感の価値観に対するパラダイムシフトは、数週間や数ヶ月で変えられるほど簡単ではありません。それだけ、思考の習慣や価値観を変えるということは難しいことです。なので問題意識がある方は急がず少しずつ前進を目指しましょう。そのための手助けの記事を書けたら良いなと強く感じています。
本日はご精読ありがとうございました。
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