本日のテーマは「見せかけの鎧を脱ぐ方法」についてのお話です。
前記事のお話で、見せかけの鎧を纏ってしまった背景についてご紹介しました。非力な子供時代には、自己防衛のために親・先生・世間の価値観に迎合するしかありませんでした。そして自分の心の声となる価値観を蔑ろにしてしまい、自己否定の価値観を強化させてしまった。この自己否定の価値観により、私たちは見せかけの鎧となる世間体の価値を求めてしまうのですね。
ではどうすれば世間体の価値に迎合しない生き方、つまり見せかけの鎧を脱ぐことができるのでしょうか?
本章では見せかけの鎧を脱ぐ方法を、3点ご紹介していきます。
自分軸での生活
見せかけの鎧を脱ぐ方法1点目は「自分軸での生活」です。
①自分軸と他人軸
自分軸とは、ある選択をするときに他人・世間の声ではなく、自分の声を優先して生きること。自分の声を大切にする人は、自分自身を大切にする行動を日々行っているので、自己肯定の価値観が形成されていきます。
逆に他人軸で生きている人は、自分を抑制して他人の意見に重点を置いて行動している。だからこそ、自己否定の価値観が強化されてしまうのですね。そうなればコモンセンスとなる世間の価値に迎合して、見せかけの鎧を纏うしか自己肯定する方法がありません。
②世間の価値への勘違い
ここで注意点としては、世間の価値を求めるなと言っているわけではありません。
世間で評価されているものには、高い能力や崇高な結果などに価値を与えているものも多く存在します。これらは自己成長を目指す上での、1つの指針にもなりますよね。
ただそれを自信の源にしてはいけないということであり、あくまで自分の心を大切にしていることを自信の源にすべきなのです。高い能力や崇高な結果は、好奇心に向かって生きた結果論でしかありません。結果は目的ではなく偶然の産物であり、プロセスや生き様こそを大事にして欲しいのです。
③何が好きか分からない人
自己肯定感UPを目指そうと自分の声に耳を傾けたが、自分が何が好きか分からなかったという人もいるでしょう。
この状態は他人軸で生きすぎて、好奇心や自分の頭で考える力を失ってしまった状態です。20世紀の画家パブロ・ピカソは、「全ての子供はアーティストであり、問題は大人になったときにアーティストのままでいられるか」という言葉を残しています。彼は好奇心や自分の頭で考える力こそ、幸せに生きるために重要であることを知っていたということですね。
④読書&先入観抜きの行動
この状態では、まず好奇心を取り戻す必要性があるでしょう。
そのためには様々な書籍を読んで、多くの事柄や価値観に触れましょう。また先入観抜きにして、様々なことを行動してみる。
今の価値観で嫌いと思っているものは幻想であり、実際に行動してみなければ本当に自分がその対象を好きかどうかは分かりません。まさにこの2つの活動は自分探しの旅であり、見せかけの鎧を脱ぐためには必要な冒険なのですね。
マインドフルネス強化
見せかけの鎧を脱ぐ方法2点目は「マインドフルネス強化」です。
①ネガティビティ・バイアス
人はネガティビティ・バイアスにより、ポジティブなものよりもネガティブなものへの気付きが強いと言われています。そして特に日本は同調圧力や世間体への意識が強い国ですから、承認を失うことのネガティブさを煽られています。そうなれば感情優先で生きることは、他人軸で生きることに繋がります。
②感情のハイジャック→理性で俯瞰
ここから抜け出すために、マインドフルネスが有効な方法です。
マインドフルネスとは、今ここの現実に客観的に気づくこと。感情に意識をハイジャックされるのではなく、理性で俯瞰するということですね。
すると世間体の思想と自分の感情、そして自己否定の価値観がつくられるまでのプロセスを正しく認識できるでしょう。そして長期的な視野も持てるので、承認欲求という瞬間的快楽にも強くなります。そして一歩先の欲求となる、好奇心や自己実現欲求を取り戻せるのです。
是非、瞑想やラベリングなどを習慣にしてマインドフルネスを鍛えましょう。これらの習慣を継続すれば、見せかけの鎧に頼らずに自分の信念という真の鎧を手にできるはずだから。
生活習慣改善
見せかけの鎧を脱ぐ方法3点目は「生活習慣改善」です。
①全てが水の泡
どんなに自分軸で生きようと思っていたとしても、マインドフルネス力が研磨されていたとしても、生活習慣が疎かでは全てが水の泡へとなるでしょう。心身ともに疲弊状態では、普段のポテンシャルを発揮できません。信念も簡単に揺らいでしまうものです。
②不調の誘発
体の不調は心の不調を誘発するもの。そして心の不調を患ってしまえば、一過性の解熱剤のような役割を果たす承認に飛びついてしまいます。つまり見せかけの鎧を纏いたがってしまうのですね。
だからこそ、食事・運動・睡眠・瞑想などの生活習慣を徹底していきましょう。少しくらい怠惰になるよねというマジョリティの価値観は、一種の承認を満たそうとした状況です。承認を少し求めて怠惰を許したばかりに、心身疲労を引き起こして承認なしには生きれないようになってしまう。まさに怠惰な生活習慣は、偽りの鎧を纏う入り口と言うことですね。
最後に
本日は「見せかけの鎧を脱ぐ方法」についてのお話、いかがでしたか?
長年蓄積された自己否定の価値観は、一朝一夕で変容することは出来ません。つまり簡単には、見せかけの鎧を脱ぐことができないということ。
ですが日々少しずつでも、これらのアクションを継続していけば徐々に価値観は変容します。あなたは信念という真の鎧を纏えるはずなので、このゴールを目指して目の前の習慣に集中していきましょう。
本日はご精読ありがとうございました。


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