本日のテーマは「キツい朝の脱却・起床テクニック」というお話です。
皆さんは、朝1番の起きる時間は得意でしょうか?
多くの方が、朝は「苦手、ぼ~っとする、弱い」などの認識を持っているかと思います。ですが朝は、睡眠により全回復した脳で挑める集中力が高い時間帯です。この貴重な朝の時間を持て余さないためにも、起床という括りでも気を抜かずに全力で取り組んでいきましょう。
本章では「キツい朝の脱却・起床テクニック」を3つご紹介していきます。
シャワー
キツい朝の脱却・起床テクニック1つ目は「シャワー」です。
ではなぜ朝にボ~ッとしてしまうのか、その原因から考えてみましょう。
①自律神経というスイッチ
その理由は、副交感神経優位のままだから。
私たちは自律神経という2つの神経を、スイッチのように切り替えています。日中は交感神経優位となり体温・心拍数を向上させ、そのおかげで活動モードへと導かれる。それに対して夜は副交感神経優位の状態となり、体温・心拍数ともに下がります。そして休息モードとなり、その日の疲れを洗い流してくれるのですね。
そして起床1番で頭が回らないのは、まだ夜の副交換神経優位のままだから。それならば、逆算して行動を選択してみましょう。体温・心拍数を上昇させれば、交感神経優位の状態を意識の力でつくることが可能です。では意識的にとるアクションは、何をすれば良いのでしょうか?
その解答こそがシャワーなのです。ルールとしては、40~42℃程のシャワーに3~5分程浴びると良いでしょう。
②集中的時間で捉える
「朝は忙しくて、シャワーの時間なんてとれないよ」という反論も返ってきそうですが、物理的時間ではなく集中的時間で時間を捉えましょう。するとシャワーを浴びることによる朝の集中的時間増加を感じられ、同じ物理的時間でも多くの物事がこなせることに気づくはずです。
効率よく多くの作業をこなす人は、物理的時間ではなく集中的時間で物事を考えて実行しています。そのための1つのツールこそがシャワーだったのですね。
日光浴
キツい朝の脱却・起床テクニック2つ目は「日光浴」です。
①セロトニン
朝1番で太陽の光を浴びましょう。
なぜなら光を浴びることにより、私たちはセロトニンという脳内神経伝達物質を分泌するからです。セロトニンは癒やしの神経伝達物質とも呼ばれ、正常に分泌することにより爽やかな朝を感じ取ることができます。
もしセロトニン分泌減少を起こすと憂鬱な気分になり、それを重症化した状態がうつ病です。セロトニンは、私たちが心地よい気分を味わうには絶対不可欠なモノなのですね。
そして私たちの気分は、集中力にも大きな影響をもたらすでしょう。億劫な気分で行った作業とワクワクな気分で行っている作業とでは、結果に雲泥の差が出るのは誰の目から見ても明らかですよね。ですので朝1番に、まず日光を浴びましょう。
②光目覚まし時計&自動カーテン
また朝、光を浴びるのに打ってつけのアイテムたちも多数登場しています。
そのアイテムとは、「光型目覚まし時計」や「自動カーテン」などの商品です。これらを使えば、眠っている無意識な時間から、光を浴びることが可能となる。そしてセロトニン分泌が始まり、あなたは目覚め1番で心地よい感覚を手にできるかもしれません。
ウォーキング
キツい朝の脱却・起床テクニック3つ目は「ウォーキング」です。
①最高の起床術
運動することは体温・心拍数ともに向上するので、シャワーとともに交感神経優位を促します。また運動は、日光とともにセロトニン分泌にも繋がるのですね。つまり運動とは、シャワーと日光を融合させた最高の起床術と言っても過言ではありません。
そして運動であれば、ウォーキングにこだわる必要もないでしょう。例えば「ラジオ体操」・「ゴルフの素振り」・「発声練習」など、朝1番に行うのも良いですよね。
②噛むことも運動
また食べ物を噛むことも、運動に含まれます。しっかり噛むことは顎の筋肉を使う運動であり、セロトニン分泌に繋がるのですね。
朝食を摂るか否か論争には、健康・集中力の視点でも様々な意見があるでしょう。ここでは朝食をとるべきという断定は致しません。ですが私のどちらも試した経験上からは、朝食は軽くとった方が気分・集中力ともに上昇傾向にあると感じています。
自分は朝食ありor抜きの、どちらが合っているのか是非お試しください。また朝食を食べなかったとしても、他の方法では運動をルーティーンに含めてみてくださいね。
最後に
本日は「キツい朝の脱却・起床テクニック」というお話、いかがでしたか?
起床後ルーティーンの内容を少し変化させるだけで、その後の集中的時間は劇的に変化します。効率的に物事をこなすため、気分良く1日をスタートさせるため、少しの妥協もしないように心掛けていきましょう。
本日はご精読ありがとうございました。
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