夜にリラックスしないと起こること

仕事

 本日のテーマは「夜にリラックスしないと起こること」というお話です。

 仕事や勉強などへの意識が高く、ついつい頑張ってしまう人ほど夜も休まず頑張ってしまう傾向にあるでしょう。もちろん結果を出したり能力を向上させるためには、時間と労力を費やすことも重要です。しかし闇雲に時間・労力を投資すれば良いというモノでもなく、長期的にはマイナスの結果を生んでしまいやすいのですね。ではどうすればいいのでしょう?

 それは夜にリラックスの時間をつくることです。仕事・勉強などの活動の時間と同じくらい、リラックスして休む時間も捻出する必要があるのですね。

 本章では、夜にリラックスしないと起こることを2部構成でご紹介していきます。

睡眠の質Down

 夜にリラックスしないと起こること1部目は「睡眠の質Down」です。

①自律神経の働き

 私たちには自律神経という、内蔵・代謝・体温といった身体機能を24時間体制でコントロールする機能が存在します。日中には交感神経が優位となり活動モードになり、夕方から夜にかけて副交感神経が優位になり睡眠へのクールダウンを始めるのです。

②入眠の準備ができない

 ではもし日中だけでなく、夜にも無理をして集中作業を継続したらどうなるでしょうか?

 その答えは、入眠の準備ができない状態になるでしょう。

 そうなれば夜になっても、なかなか眠りにつけず不眠症になってしまう。また眠れている人であったとしても、浅い睡眠しか取れなくなってしまうのですね。

③健康を害する

 そしてこの積み重ねが、健康を大きく害してしまうでしょう。

 不健康な状態であれば寿命を縮め、感染症への罹患率も上げてしまう。身体は最大の資本です。そのために夜にリラックスの時間を設け、睡眠ホルモン・メラトニンや成長ホルモンを睡眠でしっかり分泌させましょう。1日のメンテナンスがしっかりできれば、疲れ切った細胞を修復して健康状態をキープできるはずですから。

パフォーマンスの質Down

 夜にリラックスしないと起こること2部目は「パフォーマンスの質Down」です。

 とは言っても良好な健康状態を捨ててでも、仕事での成果が欲しいという方もいるかもしれません。

①安直な考え方

 ですがそれは安直な考え方です。

 なぜなら身体は少しずつパフォーマンスの質をDownさせ、長期的に見たときに成果が少なくなってしまうからです。

 確かに今日1日、または1週間などのミクロの視点で見れば、体にムチを打って頑張った方が成果量は増えるかも知れません。ですが心身疲労は毎日少しずつ加算されていき、疲労蓄積の状態ではパフォーマンスも少しずつ右肩下がりになってしまう。結果的にしっかり休んでいる人の方が、安定的に成果をあげられるのですね。

②頑張る人ほどリラックス

 私は仕事・勉強を頑張る人ほど、リラックスの時間も大切にしてもらいたいと思います。

 活動と休息はコインの表裏のようなもので、どちらかを蔑ろにすれば高いパフォーマンスが出るはずがありません。つまり何かを目指し頑張る人ほど、俯瞰した視点を持つことが重要であり、リラックスの時間も精一杯取り組む必要があるのです。

最後に

 本日は「夜にリラックスしないと起こること」というお話、いかがでしたか?

 夜の過ごし方により、あなたの睡眠の質は大きく結果が異なり、継続的なパフォーマンスの質UPにも繋がります。リラックスも活動と同じように全力で取り組み、休むことをオススメします。

 具体的な方法としては「マインドフルネス瞑想」・「間接照明で過ごす」・「テレビ・スマホを見ない」など多岐に渡ります。1つずつ新しい習慣に変えていき、生活習慣改善を目指してみてください。

 本日はご精読ありがとうございました。

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