スキル取得の4段階(メリット編)

客観力

 今回のテーマは「スキル取得の4段階(メリット編)」です。

 この理論がどんなに頭の中に入っていたとしても、理論のメリットや使い方を正しく認識していなければ、ただの知識コレクターで終わってしまいますよね。そうならない為に、具体的なアクションプランまで落とし込みました。実生活でのスキル取得に役立ててくれたら嬉しく思います。

 私の見解では、スキル取得の4段階のメリットは2つあると感じています。1つ目が「素直になる」こと。2つ目は「継続できる」ことです。

素直になる

 1つ目のメリットは「素直になる」こと。

 4段階の道のりを知っていれば、いきなり無意識的有能の4段階目に到達することが出来ないことを気づくことができます。そうなれば、最初から自分は出来ると「自信過剰」になることを防止できます。今、出来ているのは基礎中の基礎に立っただけ。自分はまだ1段階目だと客観視できたら、意識はどう変わるでしょうか?

 きっと「素直」に学ぶ意識になるでしょう。自己成長していく過程で、素直という能力はとても重要です。素直だからこそ、自分が気づけていない問題を認識でき、上級者の助言を聞くことができるのです。もし自信過剰になってしまえば、そこで成長は終わりです。上級者の助言に対しても「自分は唯我独尊で行くんだ」なんて宣言したりするかもしれません。

 仮に間違った方法で反復して上手くいったとしても、運に頼る独自の戦い方は長期的に走ることが大変難しい。成功率は必ず下がります。

 そんな、自信過剰の罠から抜け出して素直さを取り戻す。そんな力を、スキル取得の4段階の理論は持っているのではないでしょうか。

継続できる

 2つ目のメリットは「継続できる」こと。

 例えば、2段階目の意識的無能の位置に自分がいたとします。出来ない自分自身に客観的に気づけて、さらに出来ない日々が続く。非常に苦しくて辛いステップですよね?

 多くの人が物事を初めて辞めてしまう段階は、この意識的無能の時期です。しかし、そこで「誰もが通る道なんだ」と思えば、もう少し頑張れませんか?今が一番苦しい時期で、その先には楽な未来が待っている。そうイメージすれば、誰だって頑張れるのではないでしょうか?

 1番大切なのは、諦めず継続すること。これ以上でもこれ以下でもないと私は思っています。継続さえできれば、取り組んでいる分野に対して自分自身が「凡庸の才」しか持ち合わせていなかったとしても、誰でも普通以上にはなれるのですから。この継続というアクションプランを実行するために、スキル取得4段階の知識を何度も想起してみてください。

最後に

 これにて、スキル取得の4段階のお話は終了となります。いかがでしたか?

 是非、スキル取得を目指す際はこの理論を頭の片隅に置いておきましょう。

 本日はご精読ありがとうございました。

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