本日のテーマは「片付け収納テクニック・Part2」というお話です。
すぐにモノが散乱してしまう、あなたはこのような悩みをお持ちではないでしょうか…?
片付けが苦手なのは、克己心のない性格が原因ではありません。ただ収納のための知識や方法を知らないだけであり、両者にそこまで大きな隔たりはないのですね。
そして本章では「片付け収納テクニック」の後半となる、残り2つのテクニックのお話です。是非とも知識を持ち帰って、ご自宅で実践・アウトプットして頂けると嬉しく思います。
別れ出会いテクニック
片付け収納テクニック3つ目は「別れ出会いテクニック」です。
別れ出会いテクニックとは、新しいモノを1つ手にするときは、今あるモノを1つ手放すという手法です。
①ヒト・コト・モノは循環する
つまり人生の大原則「ヒト・コト・モノは循環する」の真骨頂となるテクニックですね。
私たちの認知処理は有限であり、数多くのモノを同時に所有・活用することが出来ません。無理にモノを詰め込んだとしても、忘れられたモノたちが堆積の状態で幾重の層に埋もれてしまうことは自明でしょう。
だからこそ今の価値観に沿ったモノと出会い、過去の価値観に沿ったモノとはお別れする必要がある。もしもこの循環の原則を破ったのであれば、脳のキャパオーバーで脳疲労を起こして何も出来なくなってしまうでしょう。
またモノは使用してもらえることが存在理由であり、幾重の下層部分に埋もれること程の悲劇はありません。まさにお互いがLose-Loseへと進んでしまう訳ですね。
②別れが先
循環を守るポイントとしては「別れが先」で行動しましょう。
もしも新たに欲しいなと思えるモノに出会ったのなら、まず今あるモノとお別れする必要がある。なぜなら先にお別れをしないと、一時的ではありますが空間に対する最適量をオーバーしてしまうから…。
「そんな少しのこと、気にしなくても良いのでは…」と、あなたは思うかもしれません。しかし些細なぬかるみを無視したため、巨大な怠惰な沼に引きずりこまれることは良くある話です。一時でも空間を綺麗に保てない時間はつくらないよう、徹頭徹尾で原則を守っていきましょう。
③見極めと感謝
また別れを先にすることは、見極めの力と感謝の心を育みます。
新しいモノを手にするには何かを手放さなければならない環境では、中途半端なモノを購入する気は失せるでしょう。まさに自動で見極めの力が昇華する。
そして無駄なモノを購入しなければ、本当に心が望んだモノだけが集まります。つまり出会ったモノや別れるモノに対して、感謝する気持ちにも繋がる。これ程にも心地よいモノとの付き合い方は、他にありませんよね。
セカンドタッチテクニック
片付け収納テクニック4つ目は「セカンドタッチテクニック」です。
セカンドタッチテクニックとは、モノの取り出しや収納を2回の動作で完結させるための仕組みをつくること。
①3回は心理的ストレス
なぜならモノの取り出し・収納が3回の動作になると、私たちの心は途端にストレスを感じてしまうから…。
ここで1度想像してみてください。まず棚を開けて、その中に入っている箱をまた開ける。そして遂にモノを取り出せるといったシチュエーションを…。「少し面倒だな…」という心理的ストレスを感じませんか…?取り出すことでもこれだけのストレスを感じるのであれば、収納はそれ以上の度合いとなるストレスでしょう。
ではもう1度想像してみましょう。棚を開けて、その中のモノを取り出せる。心がスッ~と軽くなる気がしませんか…?
セカンドタッチの行動で完結させる仕組みづくりは、煩雑な手間を省いて時間・労力ともに節約させてくれる。同じ行動を繰り返すなら楽に越したことはないので、常に頭を働かせて今より良い仕組みづくりを考えてみてくださいね。
②輪ゴム→クリップ
また1つ有効なテクニックのご紹介です。
使い途中の食品が入った袋を、あなたは輪ゴムで止めていませんか…?輪ゴムを留めたり外したりする作業は、実はとても面倒な営みです。これは一見ワンタッチにも見えますが、ツータッチ以上の心理的ストレスがあることでしょう。
そこでクリップを活用してみてください。クリップは輪ゴムよりも労力がかからず、ワンタッチにかける労力としては許容内の範囲です。「こんな些細なことで、意味があるのか」と思う方もいると思いますが、長い目で見たときに大きな快適な差として現れるもの。是非、1度お試しください。
最後に
本日は「片付け収納テクニック・Part2」というお話、いかがでしたか?
2記事に渡ってお送りしてきたテクニックは、綺麗な空間を作るための絶対的キーポイントとなります。確かに今ある仕組みを作り直す作業は、骨が折れるものではあるでしょう。ただそれ以上にこれから続く日々のジャブの方が、慢性的ストレスを生み出し有害です。是非とも未来への投資だと認識して、1度モチベーションのスイッチを押してみてくださいね。
本日はご精読ありがとうございました。
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