信憑性の低い健康情報源①「TV・インターネット」

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 本日のテーマは「信憑性の低い健康情報源①TV・インターネット」というお話です。

 ここまで1年以上の期間、ブログを続けて参りました。しかし健康関連の深掘った内容には、あまり触れていませんよね。なぜならGoogleのアルゴリズムで「YMYL(Your Money Your Life)」という、品質評価ガイドラインが定められていたからです。

 この言葉の意味は、お金・健康に関する情報はその他のジャンルよりも、厳しい品質基準を設けているというものです。お金の話に関しては、かつて銀行員だったこともあり何度か取り上げてきました。ですがYMYLのガイドにより、健康情報には触れずにきたのです。

 しかし健康関連の書籍も多く読み漁り、分野の中の共通項とそれぞれ分岐した考えを自分なりに精査したつもりです。そのことから信憑性の高い情報を届けられる自負もありますし、長いものに巻かれる生き方をしたくないという個人的な信念もあります。

 そこで本章から3記事に渡って、多くの人がついつい信じてしまう、実は信憑性の低い健康情報源をご紹介していきます。第1回目となる信憑性の低い健康情報源は「TV・インターネット」です。

利益第一主義

 「えっ?TV…?」と懐疑的な気持ちが浮かんだ人もいるでしょう。ではなぜTVの健康情報源は、信憑性が低いのでしょうか?

①歪曲&良い部分のみ公開

 その理由は日本のTV業界もビジネスだからです。

 ビジネスである以上、利益第一主義で動く団体が多いことも世の真理です。とどのつまり事実第一主義ではなく、利益第一主義の基に事実が捻じ曲げられている。他にもある食品の良い部分だけしか見せず、悪い部分を隠すこともよくある話なのですね。

②スポンサーからのポジショントーク

 なぜならTVは、スポンサーから広告費を受け取ることを生業としているビジネスモデルです。それならばスポンサーが提供している食品に、負の側面があったとしても公には流せない。

 だからこそTVはスポンサー側からのポジショントークであり、思考停止で信じていると長期的に自分の健康を脅かす結果になるでしょう。郵政民営化を通すために考案された、国民を4タイプに分けた広報戦略用語で定義される「B層」の人は、身を滅ぼしてしまうということですね。

リテラシー必要

 ここまでの話でTVのことは納得が言っても、インターネットに対しては疑問符が消えない人もいるでしょう。実際にインターネットには信憑性の高い有益な情報が溢れています。情報化社会と言われる時代を迎えられたのは、インターネット到来があったからこそでしょう。

①デマ情報

 しかし情報入手は容易になりましたが、それだけデマ情報も巷に溢れてしまっている。

 もちろんGoogleはアルゴリズムのアップデートを繰り返し、より良い記事だけのネット世界を目指してくれています。しかし現状では、まだその世界は実現していません。

 この情報の大海原の中で、正しい情報か間違った情報かを見極めるには、その分野のリテラシーが必要となってくる。リテラシーを身につける方法は、私の意見となりますが本だと思っています。本でリテラシーという基盤をつくり、ネットで情報の吸収スピードを急加速していく。これこそ学びの最短の道ではないでしょうか。

 本を蔑ろに扱い、始めからタイパや時短に意識を向ければ、付け焼き刃の表面雑学博士で終わってしまう。しかも間違った情報も混じりながら…。

②確証バイアス

 またリテラシーの低い人が、インターネット検索すれば十中八九で確証バイアスにハマってしまう。確証バイアスとは、自分の行動・意見を肯定してくれるものだけに目がいき、それ以外は見えなくなってしまう認知の歪みです。

 インターネットは主体的に検索エンジンに文字を入力するので、どうしても自分の意見を強化する検索しか出来なくなってしまう。その意見が正しいものであるのならまだ良いのですが、不健康への道となる間違った意見をどんどん強化してしまうこと程に恐ろしい事はないですよね。

 また有益な情報であったとしても、その人の伸びしろはその枠組の中で限られてしまうのもファクトです。

最後に

 本日は「信憑性の低い健康情報源①TV・インターネット」というお話、いかがでしたか?

 情報収集の媒体を、TVに頼るのはまず辞めましょう。そして本で、各分野ごとに読み漁ってリテラシーをつける。その後に分野の知見を急加速で深めるために、インターネットを使用していくのです。

 この法則を守れば、きっとあなたは正しい健康情報をキャッチすることができるはず…。そして1度だけの人生、長い健康寿命を全う出来ることでしょう。

 本日はご精読ありがとうございました。

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