あなたはどこにいる?「3つのゾーン」

客観力

 本日はテーマは、「3つのゾーン」についてのお話です。

 3つのゾーンとは、全ての人が生活している状況の種類を、大きな括りとして3つにまとめたものです。どこの状況に滞在するかにより、自己成長へ大きな影響をもたらします。

 さぁ、あなたはどこのゾーンにいるでしょうか?

 3つのゾーンは、「コンフォート・ゾーン」・「ラーニング・ゾーン」・「パニック・ゾーン」から成り立ちます。

コンフォート・ゾーン

 3つのゾーン1つ目は「コンフォート・ゾーン」です。

 コンフォート・ゾーンとは、快適な領域のこと。自分にとって楽であり、居心地が良い環境のことを指します。

①変化のない環境

 では快適とは、どのような状態のことを指すのでしょうか?

 それは「変化のない環境」です。

 変化がなければ、同じ行動を習慣として回せばいいだけです。毎日が同じことをしているのであれば、それは楽で居心地が良いものです。

②前頭前野の機能

 では、なぜ同じ環境・習慣はそもそも楽と感じるのでしょうか?

 その理由は、脳の仕組みとなる「前頭前野の機能」にあります。前頭前野の役割は「理性」の機能を司っています。役割を区分けすると「思考・判断・感情抑制」などが具体的な作業となります。

 そして同じ環境・習慣での行動は、前頭前野の機能を節約しながら活動することが出来るのです。逆に新しい環境・習慣による行動は、この前頭前野がフル回転するわけですね。作業自体はそこまで大変ではないのに、新しい行動なので内容以上に疲れたという経験はないでしょうか。逆に労力が必要なものなのに、習慣になっている事から苦なく行えたケースもあるでしょう。

 つまり作業内容が同じレベルだったとしても、習慣にしているか否かで、脳のリソースの消費量は変わってくるということです。

 前頭前野の機能を節約して、快適な状態で過ごし続ける人は同じ習慣を回し続けているだけです。回すだけの毎日に、自己成長が生まれることはないと考えるのが普通です。 

ラーニング・ゾーン

 3つのゾーン2つ目は「ラーニング・ゾーン」です。

 ラーニング・ゾーンとは、学習の領域のこと。自己成長するために学習・変化している環境です。

①自己研鑽

 このゾーンにいる人は、習慣に「自己研鑽」を取り入れています。

 自己研鑽とは、自分自身のスキルや能力などを鍛えて磨き上げること。具体的には、新たな知識習得のための「読書・勉強」をして、それを自分に活用するために「行動」に移す。インプットとアウトプットが習慣になっているということですね。

②脳の疲労感

 もちろん変化に対するマイナス面も存在します。それは「脳の疲労感」です。

 このゾーンの人は、前頭前野のリソースを多く消費してしまうでしょう。車でいえば、燃費の悪い車となるでしょうか。だからこそ、前者のコンフォート・ゾーンが快適領域なのです。つまり自己成長には、多少の疲労という苦しみをトレードオフとして捧げる必要があるということです。

③どんなことも習慣化

 しかし、人というのは慣れの生き物。自己研鑽でさえ習慣化してしまえば、前頭前野の機能を省エネ運転することも可能になる。

 変化しているにも関わらず、通常時よりも「変化への不安」や「脳のリソース消費」が少なくなり、変化を楽しめるようにもなっていく。「自己成長したい・価値観を広げたい」という気持ちの人は、ラーニング・ゾーン滞在を習慣にしてみてください。

パニック・ゾーン

 3つのゾーン3つ目は「パニック・ゾーン」です。

 パニック・ゾーンとは、危険な領域のこと。休む間もなく、無謀な変化をしている環境です。

①高すぎる目標

 このゾーンにいる人は、「高すぎる目標」にチャレンジをしている人が多く見られます。高すぎる目標挑戦は、なかなかフィードバックが得られません。車でいえば、ガソリンを補充しないのに長距離を走らせている状態。人でこの状態が続けば、不安や恐怖が強くなりすぎて苦しくなっていきますよね?

 そんな時は目標を分割して、目先の目標にまず集中してみてください。高すぎる目標は、達成どころか心身を滅ぼしかねません。

②境界線の客観視

 このゾーンに陥らないためには、自分の中の「ラーニング・ゾーンとパニック・ゾーンの境界線」を見つけることが重要になってきます。「マインドフルネス瞑想」などで、自分自身を客観視する能力を身に付けて、自分の作業量と心身の状態をセットで観察していきましょう。

最後に

 「3つのゾーン」についてのお話、いかがだったでしょうか?

 まだコンフォートゾーンにいる人にとって、ラーニング・ゾーンは不安ばかりの真っ暗な道に見えるかもしれません。しかし、その道は今よりも自由な世界が広がっています。たった1度の人生なのですから、一緒に自由な世界を目指してみませんか。

 本日はご精読ありがとうございました。

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