3段階の仮説②「大枠の仮説」

問題解決

 本日のテーマは「3段階の仮説②大枠の仮説」というお話です。

 仮説思考力が高い人は、物事のマイナス現象を次々と解消し、QOLの高い生活を営むことが出来るでしょう。しかし、多くの方が仮説の作り方が分からないと頭を悩ませています。だからこそ、同じ悩みが何度もループして現れるのですね。

 そして仮説がつくれない原因として、仮説を1度の営みで作れると勘違いしている点が挙げられます。そう、仮説は3段階に分けて作らなければいけません。そこで前回から3記事に渡り、仮説の3段階別の作り方をご紹介させて頂いています。

 そして本記事では、3段階の仮説2つ目となる「大枠の仮説」についてです。

大枠の解決策

 大枠の仮説とは、問いに対して、大枠の解決策をつくることです。

 前回つくりだした「真因(それを解決するんだという問い)」という仮説ですが、これだけではまだ解き方が分からないですよね。

①学校のテスト

 学校のテストで言えば、最初は答案用紙に何も書かれていない状態から、問題が記載されるようになったという変化に過ぎません。しかし解き方が分からなければ、結局は点数はとれないもの…。

 課題・問題解決で言えば、真因が分かり、それを解決すれば良いのだと分かっても、解決法が分からなければ何も変化は起こせないのですね。

②マクロ→ミクロ

 そして大枠の解決策の仮説づくりで、重要なポイントは「マクロ」から「ミクロ」です。

 いきなりミクロとなる具体的解決策を見つけようとしても、中々案が出てきません。出てきたとしても、本当に解決できる手段なのかも怪しいところ…。そこで、まずは広い視野での解決策を模索していく必要があるのですね。

 テスト勉強であれば、目の前のテキストをひたすら勉強するのではなく、どのテキストのどの部分を勉強していくかを定めること。これがマクロの解決策での営みです。

③問いの全体図作成

 そのために、問いの全体図を自分なりに作成してみましょう。

 課題・問題を解決するための真因を取り除くという問いは、どんな段取りでこなしていけば効率的に解決が出来るのかということを考えていく必要性があるのですね。多くの方がこの作業をすっ飛ばし、いきなり具体的行動を吟味します。だから上手くいかない。解決には正しい順序があるのです。

旅行と地図の比喩

 次に仮説思考での課題・問題解決の営みを、旅行や地図に比喩してご紹介していきましょう。

①「課題・問題解決→旅行」・「仮説→地図」

 前回の記事と重複する部分もありますが、重要な内容なのでもう1度ご紹介します。

 課題・問題解決とは、いわば旅行にいくことに例えられるでしょう。まだ自分が行ったことがない旅行先に行くのと、解決したことがない課題・問題の解決は非常に類似しています。

 そして仮説とは、まさにそのための地図です。旅行の際に地図がなければ八方塞がりになってしまうように、課題・問題解決の際にも仮説をつくらなければ、何を行動していいのか視野狭窄に陥ってしまうこと間違いないのですね。

②「大枠の解決策→大体の方角」

 そして大枠の仮説で作成していく「大枠の解決策」は「大体の方角」のことを表しています。

 例えば、名古屋から大阪に旅行するとして、西に進むのだなという大体の方角をまず見ますよね…?ここで東へのルートは、一気に具体的ルートとしては削除されることでしょう。もしも仮に東西南北の、どの方向に進むのかを考えていなければ、具体的行動となる目の前のルートもどの道を選択して良いのか分からなくなってしまうものです。

 旅行で言えば当たり前のように聞こえますが、課題・問題解決の仮説においては出来ていない人が非常に多い…。いきなり大枠の解決策を考えず、具体的行動を考えるということが往々にして起こっているのですね。これでは大阪旅行のはずが、東京へのルートを選んでしまう可能性があるということ…。是非とも、まずは大体の方向となる大枠の解決策を定めましょう。

最後に

 本日は「3段階の仮説②大枠の仮説」というお話、いかがでしたか?

 仮説づくりではしっくり来なかった情報も、旅行に例えると非常にわかりやすく頭に入ってきたのではないでしょうか…?

 人は始めて行う作業に対しては、どう考えても当たり前のことでさえも出来なくなるものです。これを解消するためにも、それぞれの物事の共通項を洗い出し、それに当てはめて考えていく癖を持ってくださいね。すると仮説づくりに限らず、マクロからミクロかと考えれば、全ての物事の習得スピードも飛躍するはずだから…。

 本日はご精読ありがとうございました。

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