恋愛工学・ACSモデル「Sフェーズ」

恋愛

 本日のテーマは「恋愛工学・ACSモデル・Sフェーズ」というお話です。

 さぁACSモデルの最終STEP、Sフェーズへとお話は突入します。ここまであなたは出会いのAフェーズで自身の魅力を伝え、さらにはコミュニケーションのCフェーズで和みながら信頼を築きました。そして最後の締めとなる、恋人関係へと昇華させるためのSフェーズです。

 どんなにA・Cフェーズとも順調にコトを運んでも、最後に失態を見せれば、今までの努力が水の泡になってしまいます。是非とも最後まで気を引き締めて、相手にアプローチしていきましょう。ではSフェーズでは、具体的にどのような事柄に注力するのか…?一緒に、勉強していきましょう。

Seduction(性的誘惑)

 Sフェーズとは、相手に性的誘惑を混ぜてアプローチするフェーズです。

 「S」は「Seduction(セダクション)」という単語からきていて、日本語にすると「性的誘惑」になります。少し如何わしい印象も受けますが、あえてこの表現を使用している理由も存在するのです。

 では今回も3ポイントに分けて、具体的アクションのお話を進めていきましょう。

①本能に話しかける

 性的誘惑アクション1つ目は「本能に話しかける」こと。

 お互いの信頼関係が構築されて「さぁ、いよいよ告白だ」または「夜のお誘いをするぞ」となったとしても、理性に話しかけてしまえば本末転倒して失敗に終わるでしょう。なぜなら恋愛とは理性でするものではなく、本能でするものだから…。理性で考えてしまえば、きっと「まだ付き合ったり、ホテルに行ったりすることは早いのじゃないかなぁ」と敬遠されてしまうことでしょう。では具体的に、本能にどう話しかければ良いのか…?

 その方法は「手を繋いだり、キスをしたり、ボディタッチをしたりする」ことです。「そんなことして嫌われない…?」と不安になるかもしれませんが、嫌われないためにCフェーズで信頼関係を構築してきたはずではないですか…?

 不意打ちで自然にアクションを起こす方法としては、会話の沈黙を作ることです。2人で歩いている最中、少し言葉を止めてみる。または座って会話しているのであれば、その状態で言葉を止めてみるなど…。これらのシチュエーションであれば、手を繋いだり、さりげなく体に触れたり、キスしたりすることも、悪い空気感にはならないはずでしょう。

 逆に理性に話しかけるとは、言葉で「付き合ってください」・「ホテルに行かない」と誘うことです。これらは相手の欲望にSTOPをかけてしまう元凶です。恋愛では本能に話しかけ、その後「もう付き合っているよね」と確認し合うくらいがちょうどよいのですね。

②ギバーの精神

 次に、性的誘惑アクション2つ目は「ギバーの精神」です。

 女性は恋人関係になる前に、2つの不安を本能的に抱えています。

 それは「やり捨て」・「ビッチ認定」です。1度だけの関係で捨てられることを恐れていますし、軽い女と思われたくないとも強く感じています。なぜなら、これでは本命の恋人関係になれないから…。

 だからこそギバーの精神で、相手に性的誘惑となるキス・手を繋ぐ・ボディタッチをしていく必要があります。「自分が付き合いたい・そうゆう関係になりたい」という心持ちではなく「相手に楽しませてあげたい・気持ちよくなってほしい」という気持ちで努めていきます。

 なぜなら、必ずと言ってよいほど非言語で相手に伝わるからです。これは小手先のテクニックではなく「自分中心の視野」から「他者関心の視野」へと、根底をパラダイムシフトさせること。きっとビジネスやプライベートでの対人関係でも奏功しますので、人格研磨の努力もしていきましょう。

③同日に行う

 性的誘惑アクション3つ目は「同日に行う」ことです。

 必ず1つ前のフェーズとなる「Cフェーズ」と、今回の「Sフェーズ」は同日に移行するようにしましょう。1度、想像してみてください。前のデート時に和んで信頼関係が構築できたので、今回のデート初っ端で「手を繋いだり、ボディタッチしたり、キスしたりする」ことは気持ち悪さを感じませんか…?

 だからこそ信頼が十二分に形成されているなと感じていたとしても、日にちが変わったのであれば、またCフェーズで和みのコミュニケーションが必要になるのです。これはゴルフ本番のショット前の素振りのようなもので、ナイスショットの成功確率に雲泥の差を生み出します。

 逆に言えば和んで良い空気になったのなら、日にちを変えることは悪手です。勇気を持って、相手に性的誘惑のアプローチをしていきましょう。

Sフェーズの注意点

 では最後に「Sフェーズの注意点」のお話です。

 今回も、2つの注意点をご紹介していきます。

①「Cフェーズ」飛ばさない

 Sフェーズの注意点1つ目は「Cフェーズを飛ばさない」こと。

 Aフェーズ完了後に「相手が自分に好意を感じているな」ということを肌身で感じていたとしても、絶対にCフェーズで仲良く和むことを飛ばしてはいけません。拒絶される確率は高くなり、1度手を出してしまえば、その後のCフェーズのやり直しを行ったところでもう上手く行きません。

 もちろん、そこから性的関係を持てる可能性も0ではないでしょう。ですがその関係性は、恋人には発展しずらくセフレ止まりです。もしもセフレが欲しいという願望を持っているのなら、同じ価値観の女性を求めて「A→Sフェーズ」と進行しても良いかもしれませんね。ですが皆さんは、信頼し会える恋人が欲しいのではないですか…?

 必ず「A→C→S」の順番を厳守しましょう。

②執着しない

 Sフェーズの注意点2つ目は「執着しない」ことです。

 相手に対して執着心を抱いてしまえば、一気に恋愛関係への成就率は下落します。なぜなら執着とは余裕のなさの指標であり、女性はがっつかれることによって、一気に冷静に現実を見つめ始めるからです。この執着しないというマインドは恋愛だけに留まらず、ビジネス・スポーツ・勉強でも同じことが言えますよね。

 ビジネスやスポーツで「失敗しても、またトライアンドエラーで頑張ればいいや」という余裕が、成功への1番の近道です。また勉強でも「絶対に忘れたくない」と足掻くよりも「忘れて、それを思い出すときに記憶は強化されるな」と、今の暗記に執着しない方が長期記憶へと移行される。

 何より幸せに生きるためには、執着せずに感謝するマインドは必須と言えるでしょう。

最後に

 本日は「恋愛工学・ACSモデル・Sフェーズ」というお話、いかがでしたか?

 性的誘惑と聞くと、如何わしさや不謹慎さを感じる人もいるでしょう。しかし常識の正しさと、相手が恋人になっても良いと感じる本能は違うものです。もしも頭の中で描く正しさが全てを解決できるのなら、多くの人は悩み考えることはないでしょう。

 是非とも誤りの先入観に囚われず、未来の二人の楽しい恋人関係のためにも、勇気を持って行動しましょう。

 本日はご精読ありがとうございました。

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