ナンパの原則①「出会い」

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  本日のテーマは「ナンパの原則・出会い」というお話です。

 ナンパという出会いツールを奏功させるためには、厳守しなければいけない原則があります。その原則は「出会い」と「別れ」の2つに分かれ、本記事から2回に渡って解説させて頂きます。そして第1回目の内容は「出会い」の原則です。

 「第1印象が7割」と言われるように、出会いの印象はまさにナンパ成功の大部分のファクターを占めるでしょう。だからこそ気を引き締めて望まなければいけない、そんな原則と言えますね。

 ではナンパの出会いの原則を2つ覗いていきましょう。

メタゲームの意識

 ナンパの原則・出会い1つ目は「メタゲームの意識」です。

①メタゲームとは

 メタゲームとは、ゲーム環境を俯瞰して、その範囲を超えた視点で戦略を立てることを指します。

 メタという言葉が「超」・「高次」という意味を持ちます。とどのつまり与えられた環境内で視野狭窄の状態で戦うのではなく、外側の視点から見て考えて戦うということですね。この定義だけだと少し分かりづらいので、カードゲーム大会という具体例を交えてご説明させてください。

 カードゲーム大会では、それぞれの大会にその都度トレンドがあると言います。そして試合前にトレンドを読むことができれば、相手プレイヤーが構成するデッキ(カードの束)を分析することが出来るのですね。

 そうなれば試合前に、相手に対して有利になる相性の良いデッキを組むことも可能です。しかしトレンドという全体像を俯瞰せずに、ただ目の前の対戦に臨んでしまえば、ゲームの難易度は一気に高くなってしまうもの…。つまりゲーム大会は始まる前から、始まっているということですね。

②ナンパ場所に適した声がけ

 これはナンパでも、全く同じことが言えるでしょう。それぞれのナンパ場所に適した声がけがあり、場所にそぐわない誤った声がけをすれば、一気に相手からあしらわれてしまうもの…。

 例えば図書館でのナンパで、海のナンパと同じようにノリノリで声がけをしたらどうなるでしょうか…?逆に海でのナンパで、図書館のナンパのように落ち着いた表情・声のトーンでナンパしたらどうなるでしょうか…?

 どちらにしても、結果は撃沈して終わることでしょう。このようにナンパ前に場所に適した声がけを考えることは、必須作業といっても過言ではありません。

③レッドオーシャンを省く

 そしてメタゲームで重要な要素でもう1つ、レッドオーシャンを省くという点もあります。

 元々「レッドオーシャン」・「ブルーオーシャン」とは、ビジネス界隈で使用される言葉です。

 需要が多いので競争参入者も多く激しい市場を、血で血を洗う海に例えてレッドオーシャンと定義しています。それに対してまだ消費者がサービスの良さに気づいておらず、競争参入者もほとんどいない市場を、穏やかな海としてブルーオーシャンに例えられるのです。

 ビジネスで奏功するには、自分で新たなブルーオーシャン市場を見つけることが理にかなっています。なぜならこの世は、先行者利益という真理が支配しているから…。

④ナンパとオーシャン原理

 そしてナンパであっても、このオーシャン原理は適用されるのですね。クラブや海・街コンなどの領域はレッドオーシャン、逆に図書館やカフェなどがブルーオーシャンとなるのです。

 「そんな訳がないよ…」とあなたは感じたかもしれません。その気持ちも分かります。なぜなら、クラブ・海・街コンの方が声がけしやすいですから…。ただ声がけしやすいと感じるのはあなただけでなく、周りの男たちも同義です。つまりはその感情こそが、レッドオーシャンである証明なのですね。

 逆に、図書館やカフェでナンパする輩はほとんどいません。そうなれば誠心誠意を込めて「まだ何も知らないのに声がけして、失礼だとは思うのですが…」などの言葉も付け加えながらナンパすれば、奏功する確率は飛躍するでしょう。

⑤真逆の行動

 この世とはまさに最善策と感じた行動の真逆行動をすれば、結果が出るものなのかもしれません。

 ゴルフで右に行くことを恐れずインサイドアウトすれば、フックが打ててボールが左に行く。入浴後に冷たさを恐れず水シャワーを浴びれば、その後に毛穴が締まって寒くないように…。

アイコンタクト・笑顔

 次にナンパの原則・出会い2つ目は「アイコンタクト・笑顔」です。

①自信というメッセージ

 アイコンタクトと笑顔は、まさに「自信があるよ」という非言語メッセージです。

 自信がない人を見ると、決まって相手の目を長く見ることができません。それに顔も引きつっていることでしょう。それに対して自信がある人は、しっかりと相手の目をそらさずに見ることができ、笑顔も耐えないのです。

②リラックス伝播

 さらには笑顔には、リラックス伝播の役割もあります。

 基本的に笑顔のときは副交感神経が優位となり、人は緊張とリラックスの天秤でリラックスに神経が傾くのですね。そして人はミラーニューロンという脳の部位によって、相手の感情を受け止め、自分のことのように感じる性質を持っている。これが映画の登場人物や、スポーツチームの選手に感情移入できる所以でしょう。

 そしてこの原理から笑顔により、リラックス伝播が果たせられるのですね。

③話す内容<感情

 ここから導き出される結論として、話す内容よりも感情の方が重要ということです。

 リラックスを感じてさえいれば、話す内容に関係なく、それだけで相手は居心地の良さを感じます。逆に硬い剣幕で話していたのであれば、自分も緊張状態になりますから、相手にも緊張が伝わるもの。そして早くこの人と離れなければと、相手の感情を誘ってしまうのですね。

 だからこそアイコンタクトと笑顔という2項目には、徹頭徹尾で留意していきましょう。

最後に

 本日は「ナンパの原則・出会い」というお話、いかがでしたか?

 人は第1印象で7割決まると言われるように、出会いの原則で躓いてしまっては、その後が完璧であったとしても本末転倒です。ここで大部分が決まるんだという気概を持って、是非とも全身全霊の力を込めていきましょう。次回はナンパの原則・別れ編です。楽しみにして頂けると嬉しく感じます。

 本日はご精読ありがとうございました。

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