恋愛「性的アプローチのルーティーン」

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 本日のテーマは「恋愛・性的アプローチのルーティーン」というお話です。

 女性は男性よりも性的関係へのリスクが大きいことから、相手選びを慎重に吟味する遺伝子的性質を持っています。そのことによりシンプルに夜の営みのお誘いに対しても、あしらわれてしまう可能性が高いでしょう。

 そこで本章では、性的アプローチのルーティーンとなるテクニックを3つご紹介していきます。全記事の「出会いのルーティーン」と同じく、頭蓋に携えて、是非とも現実世界でアウトプットしてみてください。

場所切り替えルーティーン

 性的アプローチのルーティーン1つ目は「場所切り替えルーティーン」です。

 場所切り替えルーティーンとは、信頼関係構築をした場所から、性的アプローチの場所へと移動することです。

①ACSモデル(C→S)

 とどのつまり別記事でご紹介している、ACSモデルのCフェーズ(信頼構築)からSフェーズ(性的誘惑)への移行ということになりますね。このときにフェーズ内容だけでなく、フェーズ場所も一緒にシフトしてしまうという訳です。

②場所ニューロン

 この場所の切り替えが奏功するのは、場所ニューロンが関与していると私は思います。

 場所ニューロンとは、場所を変えることによって活性化する脳の細胞です。2014年にノーベル医学生理学賞を受賞した「ジョン・オキーフ博士」らが発見した細胞として有名ですね。

 場所ニューロンの効能として、勉強の記憶力向上が挙げられます。同じ場所で勉強していると、脳が疲弊して集中力・記憶力ともに低減してしまう。しかし場所を切り替えて勉強するだけで、脳が活性化します。そのことから元気な状態で、また勉強に挑むことが出来るのですね。これが記憶力向上の根拠です。

③恋愛・対人関係にも関与

 ですが場所切り替えの奇跡は、私は勉強に限ったものではないと感じています。今回のテーマである「恋愛」や、そもそも恋愛の土壌部分となる「対人関係」にも、場所切り替えの奇跡は関与していると思うのです。対人関係で楽しんでいるといっても、人に対して感情の投資をしていることに変わりありませんよね…?

④感情の投資

 感情の投資は、仕事・勉強に引けを取らないくらいの、認知機能を必要とする営みです。

 だからこそ学生時代に勉強ばかりしてきた頭脳明晰な人は、コミュニケーション下手が多かったり…。また逆に学生時代に仲間とつるんでいたコミュニ力上級者が、勉強が大の苦手ということも往々にしてあるのです。

 ワンナイトラブの関係を求めるなら、逆に疲労させて認知機能を下げる。そして性欲に働きかえるというアクションも存在しますが、あなたは恋愛パートナーとして相手と向き合っていきたいのですよね…?

 脳が活性化して元気だからこそ、自分に対してのポジティブ感情の認識が回復してくる。あなたも友人との食事で同じ店にいる最中に疲労してきたけれど、店や場所を移動したら回復したという経験はありませんか…?その感情の移り変わりが、恋愛でいえばあなたを信頼できる恋愛パートナーにする布石となるのですね。

キスの質問ルーティーン

 性的アプローチのルーティーン2つ目は「キスの質問ルーティーン」です。

 キスの質問ルーティーンとは、沈黙をつくり相手の目を見て「キスしたいの…?」と質問することです。

①ど直球が最強

 やはりフェーズを変える際は、ど直球が最強だと私は確信しています。

 信頼関係構築フェーズで和んでいた雰囲気を、いきなり性的アプローチに変えることは勇気を必要とすることでしょう。しかしそこに怯え縮こまってしまえば、告白機会を逃し縁がなかったという悲しき未来が待っている。ここはやはり勇気をもって、ど直球を投げることが最強のソリューションでしょう。

②サウナから水風呂

 このフェーズ切り替えは、サウナから水風呂の移行に例えられるのではないでしょうか…?

 身体を芯まで温めたといえ、冷たい水の中に飛び込むことはとても勇気がいることです。サウナ常連の人であっても、1セット目の水風呂は多少の気を入れているといいます。ですがその勇気を乗り越えれば、すぐに羽衣という膜が身体を包み、水風呂の中にいながら温かさを感じる。そして外気浴での整いのディープリラックスへと繋がる訳ですね。

 これを恋愛に置き換えれば、信頼関係を構築したとはいえ、性的アプローチを促すことは勇気がいる。何度も恋愛経験がある人でさえ、多少の気は入れているはずです。そして勇気を乗り越えた先に、相手への承諾というリラックスが待っており、その先には恋愛関係というディープリラックスの繋がりへと昇華するのですね。

 大きな快楽を手に入れたいのなら、ど直球に勇気を持つ。この真意を忘れないでください。

③3つのリアクション

 ではここから実践的なお話に移っていきましょう。「キスしたいの…?」と声をかけると、大体は相手のリアクションは3つに集約されることでしょう。そのリアクションとは良い」・「ダメ」・「曖昧」です。

 相手のリアクションが良いものであれば、そのままをキスして、あとは流れに身を任せればよいでしょう。勇気を出した努力が実った証とも言えますね。

 そしてまだダメという反応であれば、相手の主観からして、まだ信頼関係構築の時間が必要というサインです。「何言ってるんだろうね、俺」という具合に誤魔化して、もう1度ラポール形成に注力してみてください。そして再度チャレンジする流れです。

 最後に曖昧だったケースですが、相手が「え~、分からない」・「どうしよう?」などと返答が来た場合です。この場合は「確かめてみようよ」と問いかけ、瞬時にキスへ移行しましょう。するとYesの場合と同じく、自然の流れのままに恋愛関係へと移行することが出来るでしょう。

しないよルーティーン

 性的アプローチのルーティーン3つ目は「しないよルーティーン」です。

 しないよルーティーンとは、ホテルや家に誘い、相手から断られた際に「セックスなんてしないよ」という言葉を投げかけるルーティーンのこと。

①本心ではない

 多くの人が、ホテルや家に誘って断られると萎縮してしまいますよね。理由としては、自分自身を否定された感情になってしまうからです。

 ですがこの否定は、相手の本心ではありません。ただ「軽い女性に思われたくない」・「すぐに身体を許して捨てられたくない」という防衛本能から来ているものです。だからこそ、言葉を鵜呑みにして落ち込む必要はないのですね。

②断られた際の模範解答

 ですが、どう返しの言葉を述べれば良いのか迷うでしょう。

 その断られた際の模範解答こそが「セックスなんてしないよ」という、言葉の投げかけなのですね。続く言葉として「何、想像してるの…?会ったばかりで、そんなことしようと思ってないよ。ただリラックスした場所で喋りたいなと思っただけ…」などと付け加えるのも良いでしょう。

③快楽想像

 そしてこのキラーフレーズには、2つの効能が存在します。

 その効能は「快楽想像」と「安心感」です。

 まず快楽想像ですが、言葉の通りに性行為の快楽を相手に想像させることが出来るのですね。

 ここで1つ具体例をご紹介しましょう。例えば「黄色を想像しないで」と問われ、その後にあなたは黄色を想像しないことが出来るでしょうか…?人というのはキーワードが提示されると、それを無性に考えたくなる動物です。

 そして「セックスなんてしないよ」という言葉が、相手の頭にセックスというキーワードを滞在させる。あとは想像という思考の力で、勝手に快楽をイメージしてしまうという訳ですね。そしてイメージされているという前提条件により、後の性的アプローチの成功確率に雲泥の差を生み出すこと間違いなしです。

④安心感

 また「セックスしないよ」という言葉は、安心感も与えます。

 言葉とはまさに魔法であり、実際に安心できる状況に到達していなかったとしても、他人の言葉により不安を打破することができるのです。苦しいことがあったときに、人に話を聞いてもらう。そして共感や、大丈夫だよという一声に救われるのも同じ原理が働いています。

 そしてこの力は、上記のキラーフレーズにも適用されます。信頼関係をしっかりと構築できていれば「軽い女性に思われたくない」・「すぐに身体を許して捨てられたくない」という不安の気持ちを、この言葉で打ち破る事ができるのですね。そして上記の快楽想像と相まって、あなたの性的アプローチはきっと奏功することでしょう。

最後に

 本日は「恋愛・性的アプローチのルーティーン」というお話、いかがでしたか?

 性的アプローチをすることは、緊張が増して不安を感じる営みです。その度合いはデートに誘う営みと比較しても、大きな差異があるでしょう。

 そんな状況下で、上記のルーティーンテクニックがあればどうでしょう…?きっと少しは、アプローチがしやすくなるのではないでしょうか…?あなたの恋愛が上手くいき、その相手と良い関係が継続できることを祈っています。

 本日はご精読ありがとうございました。

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