本日のテーマは「段取りの良し悪し」についてです。
皆さんは、段取りに対して学ぶべき対象であるとご存知でしたか?
正しい段取りをするか否かにより、仕事でも遊びでも、物事を効率よく進めていくことができるようになります。そして、段取りのスキルも学んでアウトプットしていかなければ向上しません。
様々な体験が出来るように、段取りの良し悪しを勉強していきましょう。
良い段取り「金銭・充実感」
まず、良い段取りについてです。
良い段取りとは「金銭・充実感」につながる段取りのこと。
仮に、上手に無駄のない段取りを作成したり、段取り通りにスケジュールをこなせたとします。しかし、その作業が「金銭・充実感」につながらないものであれば、その時間は価値ある時間でしょうか?
①自問自答の作業
段取りを立てるプロセスに入る前に「自問自答の作業」を作りましょう。
毎日行っている1つ1つの作業に対して、次のように自問自答してみてください。「金銭という利益に直結するか?」・「価値観に沿った充実感を得られるか?」など。
自問自答することにより、その作業が自分にとって本当に必要なものかが見えてきます。結果的に、本当に大切なことにだけに時間を使えるようになる。自問自答という投資時間以上の時間が、帰ってくるのです。
②もったいない感情
ここで、戦わなければいけない感情があります。
それは「もったいない感情」です。
「作業を早く終わらせたい」・「効率よく進めたい」と思ってる人は、この感情と理性が同期してしまっています。「自問自答の時間」や「深く思考する時間」に対して、もったいないと考え、大切な投資時間を設けることができません。
しかし、その手間や時間を惜しんではいけません。
もし、この作業を放棄してしまえばどうなるのでしょうか?
あなたはこれからも時間と労力を、自身に価値をもたらさないものばかりを創出するために使ってしまうことになるのです。ここでは「金銭や充実感へ投資」をしているという認識を持ち、未来の自分が最小の労力と最短の時間で、金銭や充実感を得られるように努めてくださいね。
悪い段取り「スケジュール帳を埋める&こなす」
次に、悪い段取りについてです。
悪い段取りとは「スケジュール帳を埋める&こなす」ことです。
①スケジュールというゲーム
このような人は「スケジュールというゲーム」のプレイヤーになっています。
深く考えず予定を埋めたり、それをこなすことは、ゲームをクリアするような大きな満足感が得られるかもしれません。
しかし、あなたは「スケジュールをこなす満足感」と「得られる金銭や自己の充実感」のどちらを求めているのでしょうか?
②2人の偉人
ここで2人の偉人の言葉を紹介しましょう。
1人目は現代経営学・マネジメントの発明者である「ピーター・ドラッカー」。2人目は投資の神様と謳われる「ウォーレン・バフェット」です。
ドラッカーは「やめても何も起こらなければ、結論は直ちに止めよ」という言葉を残しています。同じくバフェットも「やる必要のない仕事は、上手にやったところで意味がない」と言っています。
大きな成功を収めている2人の偉人も、スケジュール帳をただ埋めて、こなすだけの行為を愚行と捉えているわけですね。あなたが、何らかの成果をあげたいなら真似しない手はありません。他人の良い行動・習慣は盗んでいき、自分に取り入れていきましょう。
最後に
本日は「段取りの良し悪し」についてでした。いかがでしたか?
私は、いざ自問自答の作業を行うと、あまりに無駄な作業をしていることに気付かされました。「目先の時間を少しでも節約したい」という感情が、マイナスの結果に働き、自問自答や深い思考に投資する時間を失ってしまったのです。結果的に、自分にとって無価値なことに多くの時間と労力を捧げてしまったわけですね。
この罠にハマらない手助けが、本記事で出来たら良いなと感じています。まずは小さなことからアウトプットして、変革していきましょう。
本日はご精読ありがとうございました。
コメント