本日のテーマは「ネガティブな出来事は先生」というお話です。
毎日、生きていると楽しいこともたくさん起こります。とても素晴らしいことです。その反面、苦しみ・悲しみ・悩みなどが原因となる「ネガティブな出来事」も起こりますよね。
そんなネガティブな出来事を、比喩で深堀りしていきましょう。
授業への比喩
ネガティブな出来事は「授業」に比喩できます。
人生という「教師」が、ネガティブな出来事という「授業」で、学ぶ重要性を私たちに教えてくれているのです。
①プラスの側面
ネガティブな出来事というと、誰しもマイナスの側面に目を向けがちです。しかし授業という比喩をイメージすれば、プラスの側面に気づくことが可能となる。
プラス面とは、苦しみ・悲しみ・悩みという形状になって「学習指導」してくれているという考え方。大人になって学習指導を受けようとすれば、お金がかかります。しかしネガティブな出来事は、授業料無料で学習指導してくれる。こんなお得な話はありませんよね。
②人生の難易度低下・自己成長
目の前のマイナスの事象に、ポジティブな解釈ができるのはもちろんですが、解決すればあなたの人生の難易度はどんどん低下していく。そして、あなたは自己成長して人間のフリ幅を広げていくことが出来るのです。
③感情・経験は飛躍へ
もちろんネガティブな出来事が起こる前に、先人たちの「失敗経験」と「乗り越えた経験」を書籍で学ぶことも重要です。
19世紀プロセイン王国(現・ドイツ)の首相「オットー・フォン・ビスマルク」の言葉に、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言もあります。しかし、ネガティブな出来事という負の感情は知識・スキルを飛躍的に向上させます。感情・経験が混ざった勉強内容は、記憶に残りやすく習得しやすいのです。
学ばない人
ではネガティブな出来事の授業を無視し、学ばない人はどうなるのでしょうか?
①同一のネガティブな出来事
学ばなければ未来永劫、ネガティブな出来事という授業が続きます。つまり同じ種類の苦しみ・悲しみ・悩みが、絶え間なく降り注ぐということです。
結果的に、悲観的になり悲しみにふけたり、他人や環境のせいにして他責思考や被害者意識を強化するしか選択肢が残されておりません。これも自己防衛本能であり、ストレス発散になるので潰れてしまうよりは良いかもしれません。
②勉強は学生時代のみは間違い
しかし学んで行動すれば、さらなる心地良い世界が待っている。
多くの人が学生時代で勉強は終わりと認識していますが、その考えが自分の生きにくさを作っているのかもしれません。この記事と縁があった方には、強力な固定観念を払拭し、幸せな道へ進んで頂きたいと願っています。
最後に
「ネガティブな出来事は授業」という比喩についてのお話、いかがでしたか?
苦しみ・悲しみ・悩みは欠点を矯正してくれる指導であり、その後の幸せを後押ししてくれるものです。この主観を持ち合わせていれば、苦しみをネガティブなものとして感じにくくなりますし、その後のよりよい毎日を手にする確立も向上します。多くの人が、この意識を手にしてくれると嬉しいなと思っています。
次回の記事では、ネガティブな出来事に対して、世の中の人がとる3つの行動パターンを深堀りしてみていきます。楽しみにして頂けると嬉しいです。
本日はご精読ありがとうございました。
コメント