カフェイン摂取テクニック

集中力

 本日のテーマは「カフェイン摂取テクニック」です。

 前回の記事では、カフェインがもたらす集中力への恩恵がメインとなるお話でした。

 プラスの側面が注目され、魔法のようなカフェインですが使い方を間違えれば毒にもなります。カフェインを過剰摂取しすぎることにより、中枢神経系が刺激されすぎてしまい「不安感・焦燥感・頭痛・不眠」などの、マイナス症状を引き起こしてしまう懸念があるのです。

 ここからリスクヘッジのための「カフェイン摂取テクニック」を3つご紹介していきます。

1日400mg

 カフェイン摂取テクニック1つ目は「1日400mg」までのカフェイン摂取です。

①副作用の可能性

 1日のカフェイン摂取で400mg以上摂取してしまうと、上記に記載した副作用が体に起こる可能性が上がります。人の体質・遺伝子により差異はありますが、どんな食品でも摂りすぎれば体に良くありません。そして効果のあるカフェインだからこそ、魔法を毒に変えないように心掛ける必要性がありますよね。

②ドリップコーヒー・エスプレッソ

 ちなみに「ドリップコーヒー150cc」に「90mgのカフェイン」が含まれ、「エスプレッソ30cc」に「70mgのカフェイン」が含まれています。コーヒーが1日3~4杯を推奨されるのも、このカフェイン量を超えないようにするためです。

起床90分後

 カフェイン摂取テクニック2つ目は「起床90分後」からのカフェイン摂取です。

 起床後、1番でコーヒーを飲むことが習慣になっている人は多いのではないでしょうか?しかし、精神的にはあまり良くありません。

①コルチゾール

 人間の体は、起床後90分かけて「コルチゾール」という覚醒系ホルモンが分泌されます。

 ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールですが、毎朝少しずつ目を覚ましてくれるという効用が存在するのです。ストレス自体は悪者ではありません。現代の慢性的なストレスに問題があるだけで、0になればそれもまた不幸でしょう。

②覚醒作用が合わさる

 そして話を戻すと、起床後すぐにカフェインを摂取するとコルチゾールとの覚醒作用が合わさり、脳への刺激が強くなりすぎてしまいます。結果的に「不安感・焦燥感・頭痛」などを引き起こすのです。コルチゾールは起床後90分経つと分泌が減少すると言われており、それ以降の時間が精神的にはプラスへと働くでしょう。

テアニンと一緒に飲む

 カフェイン摂取テクニック3つ目は「テアニンと一緒に飲む」ことです。

 テアニンとは、緑茶などに含まれるアミノ酸の1種です。

①α波

 テアニン摂取後40分程で、脳内にα波が流れます。

 α波とは脳波の周波数のこと。8Hz~13Hzの周波数は、気持ちが落ち着きリラックス状態のときに現れる波形です。瞑想状態で出現しやすく、禅やヨガの訓練によって意図的に作り出すことも可能です。また最高の集中力・記憶力は、α波の周波数が流れる際に高まるので「仕事・勉強」に適した脳波と言えるでしょう。

②一緒に摂取

 テアニンはα波を流すことから、カフェインと一緒に摂取すればカフェインの副作用を無効化することが可能となります。つまり、注意の持続力というメリットだけを享受することができるのです。

 具体的にはコーヒーと緑茶を一緒に飲んだり、サプリで補うなどでも良いでしょう。私はiHerbで購入したテアニン200mgのサプリと、昼に飲む2杯目のコーヒーをセットで飲むようにしています。サプリに対しての見方は、人それぞれの価値観があると思います。自分の考えに従い選択しましょう。

最後に

 本日は「カフェイン摂取テクニック」についてのお話でした。いかがでしたか?

 カフェイン摂取テクニックは、この3つ以外にも存在します。多すぎて本記事では全てを語れませんでしたが、また別記事でも更新するつもりです。楽しみにして頂けると嬉しいです。

 カフェインは、ものすごく身近にあるものなので危険視していない方も多いかもしれません。しかし効用があるカフェインだからこそ、マイナス面にも目を向けて取り扱いを勉強していきましょう。

 本日はご精読ありがとうございました。

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